「仕事を辞めた後、思ったより転職に時間がかかっている」
「勢いで仕事を辞めたけど、なんの転職プランも考えてなかった」
仕事を辞めると収入がなくなるわけですから、こうなるとお財布がピンチ!なんてことも。
新卒でも、転職に時間がかかりそうなら失業保険をもらいましょう。
収入がいくらかあるだけでも、転職活動に集中できるようになりますよ。
失業保険とは?
失業保険とは、仕事を辞めた(失業した)人に対し、次の仕事を見つけるまでの生活を援助するために支給される保険です。
雇用保険に入っていて、一定の条件を満たせば受給することができます。
失業保険がおりると、おおよそ、辞める前の会社でもらっていた給料の50%程度を90日~1年間受給することができます。
失業保険で給付される金額は年齢と給料によって異なります。
失業保険をもらえる期間は辞めた理由によって異なります。
失業保険をもらうための条件とは?
失業保険をもらうためには条件があります。
新卒であってもこの条件をクリアしていれば、失業保険をもらうことができますよ。
- 離職日より過去2年間の間に、雇用保険に1年以上加入していること
- 就職する意思があり、すぐに働ける状態であること
- 積極的に求職活動をおこなっていること
つまり、1年以上働いてから仕事を辞めた新卒であれば、失業保険をもらうことは可能です。
ただし、1年未満で仕事を辞めた場合でも、離職理由が会社の倒産や、解雇、給料の未払い、労働条件が事実と全然違った、暴力、心身の障害などによるもの場合は特例が認められます。
この場合は過去1年以内に、雇用保険に6ヶ月以上加入していれば失業保険を受給できます。
失業保険をもらう方法は?
失業保険はハローワークで申請することができます。
被雇用者保険者証や、離職票などの書類が必要となりますので、会社からゲットしてから行きましょう。
私事都合で仕事を辞めた場合、失業保険を申請してから受給まで3ヶ月待たなければいけない時があります。
離職理由によって受給開始できる期間や、受給期間自体も変わってきます。
転職のために失業保険を賢く利用しよう
失業保険を受けると、再就職が決まったときに再就職手当というものももらえます。
早く再就職が決まるほど、もらえる額は大きいので、再就職へのやる気にもつながると思います。
失業保険はあくまで次の仕事を探すための手助けとなる保険です。
新卒はうまく活用して、転職に役立ててほしいと思います。