「仕事を辞めた後、なかなか就職先が決まらず生活費に困った・・・」
新卒が仕事を辞めた後に就職活動をする場合、こういうことは十分起こる可能性があります。
もし、あなたがひとり暮らしなら、お金がなくなることは死活問題です。
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お金がなくなってからの就職活動はオススメできない
「お金がなくなってきてから就職すればいいだろう」
そう思う人もいるかもしれません。
仕事を辞めた後は、ついのんびりしたくなると思います。
いつから仕事を再開するも自由で、久々の長期休みとなるわけですから、気持ちはすごくわかります。
でも、お金がなくなってからの就職活動はオススメできません。
お金がなくなる前に就職した方がいい理由
就職先が決まっても給料が出るのは1ヶ月以上先
例えば、あなたが仕事を辞めた後、すぐには就職せず、のんびり過ごしていたとします。
気づいた時には、あと半月くらいの生活費しか残っていない状態になっていました。
そこから焦って就職活動を始めたとしても、就職先が決まるまで最短で1週間はかかるでしょう。
入社日もすぐとは限りません。
運良くすぐ入社できたとしても「あと2週間分の生活費はあるから大丈夫」と安心するのは早いですよ。
多くの会社は、給料の支払いが当月締め翌月下旬払いです。
ほとんどの場合、給料が支払われるのは就職先が決まってから1ヶ月以上先です。
給料日がくるまで食費もなくて、1日食パン1枚で生活・・・なんてことになるかもしれません。
就職活動費用のやりくりに困る
就職活動にもいくらかお金がかかります。
具体的には履歴書や職務経歴書の紙代、応募書類の郵送費用、会社説明会や面接に行くときの交通費などです。
ひとつひとつの金額は小さなものですが、なかなか採用されなければ、つもり重なってくる費用です。
お金がなくなって、生活費に困るようになってしまったら、この転職活動費用を確保するのも大変になってきます。
就職までの空白期間ができてしまう
「お金がなくなるまでのんびり休んでいたとしたら、3ヶ月後以上空白期間ができてしまった」ということもあります。
さほど難しくない第二新卒の就職も、説明のできない空白期間ができてしまったら就職しにくくなってしまいます。
焦りがでて冷静に会社を選べなくなる
お金がなくなると「早く就職先を決めなければ」という焦りがでてきてしまいます。
焦ると冷静な判断ができなくなったり、多少条件の悪い会社でも就職してしまいがちです。
気付いたらブラック企業に就職が決まっていて、「入社早々、仕事辞めたい・・・」なんてことになったら意味がないですよね。
就職活動はお金がなくなる3ヶ月前には始めよう
就職活動はおそくともお金がなくなる3ヶ月前には始めるようにしましょう。
特に第二新卒での就職活動は、今後のキャリアプランに大きく関わってくるので、慎重に会社を選びたいところ。
じっくり余裕をもって会社を選ぶには、早く動き出すのにこしたことはありません。
せっかく仕事を辞めたのに、「焦って就職した会社がブラック企業だった・・・」という自体だけは避けたいですから。
自分にあった優良企業に就職するためには、仕事を辞めた後に余裕をもった転職活動の計画を立てましょう。