「仕事を辞めたい」というのは言いづらいもの。
特に入社してすぐの新卒は、言いづらいために、仕事を辞めたくても我慢している、なんて人もいるのではないでしょうか。
新卒で入社してすぐ辞めるとは、親や友人にすら言いづらい
親にはなんか言いづらいし、友人は大変そうだけど楽しそうに仕事してて、相談しずらい・・・。
勇気をふりしぼって相談してみても、「まだ入社してすぐだし、もう少し頑張ってみたら」なんて言われる。
実際、僕もそんな感じだったので気持ちがすごくわかります。
周りもドン引きするぐらいの、わかりやすいブラック企業だったらそんなことはないのかもしれません。
でも、多くの場合の仕事を辞めたい理由は、外部にはわかりにくいレベルで、社内の人間関係が原因だったり、休日にも来る小さい連絡の積み重ねだったり。
残業続きで残業代がでないとしても、珍しくないことだから「辞めるほど?」って友人に言われたこともありました。
辞めるとは言いづらくて我慢しつづけた結果
けれど、やっぱり仕事が自分に合わないと感じている。
上司の指導はパワハラ、モラハラなんじゃないかと思う。
そんな状態で我慢していたら、段々食欲がなくなってきて、月曜日が嫌で仕方ない・・・。
気づいたらそんな状態になっていきます。
僕の場合は最終的に、電車で途中下車することが度々おこるくらいになって、神経性の胃腸炎と診断されました。
いま思えば、言いづらいとか気にせず、胃腸炎なんかになる前に、会社に言い出せてたらなと思います。
でも、やっぱり新卒という立場で、しかも入社してすぐに「仕事を辞めたい」とは言いづらい。
苦労して就職できたのに・・・という思いや、今後どうしようという思いもありました。
就職のプロに早めに相談しておけばよかった
では、どうしたらよかったのかというと、就職支援サービスや転職エージェントに早めに相談しておけばよかったんじゃないかなと思うのです。
なぜなら、僕が「仕事を辞めたい」と言いだしずらかったのは、新卒での立場の弱さや、世間体、上司への恐怖とかより、将来的な不安のほうが大きかったからです。
「新卒で入社してすぐに辞めて、この先ちゃんとした会社に再就職できるのだろうか?」
一度「仕事を辞めたい」と上司に伝えたら、後戻りできないことはなんとなくわかっていました。
だから、それでいざ辞めた時、再就職できるのかが一番不安だったんです。
転職に成功した今なら、就職支援サービスや転職エージェントなどの就職のプロに相談することが、どれだけ頼もしいかよくわかります。
きっと早く相談していれば、もっと早く退職にふみきれていたと思うし、もっと早く転職もできていたと思います。
それに、例えばそれで「今はまだ仕事を辞めるべきじゃない」という答えにいたっても、前よりもスッキリして、働くことができると思うんです。
だから、「新卒で入社してすぐに仕事を辞めるとは言いづらいから」だけの理由で我慢して会社に居続けている人がいるなら、僕は一度就職のプロに相談してみるのをオススメします。