ブラック企業がもっとも目をつけるのが、新卒や未経験の人材です。
もしかすると新卒は洗脳しやすいと思われているのかもしれません。
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新卒は洗脳しやすいと思われる理由
新卒は一社目で比較対象がない
新卒で就職しているのであれば、当然ながら一社目の会社ということになります。
他の会社というものを体験しておらず、何か疑問に思うことがあっても比べる対象がありません。
そのため、今の職場がブラック企業であったとしても、「残業があるのは当たり前。これが普通なのかもしれない」と思いがちなのです。
殴られたり、セクハラされたりよっぽどおかしいことがあれば気づくかもしれませんが、長時間労働くらいであれば我慢してしまいます。
「職場」という場に慣れていない
当然、社会人経験も少ないので、緊張の連続です。
右も左もわからないのですから、上司のいうことは絶対と思いがちです。
「戦力になっていない」という自覚がある
また、「まだ会社の戦力になっていない」という自覚がある分、給料が少なくても仕方がないのかもしれないと思っています。
もし上司に「まともに仕事すらできていないのに、給料がもらえるだけありがたいと思え!」なんて言われたらなおさらです。
柔軟性がある分洗脳しやすい
新卒は仕事のスタイルが確率しておらず、年齢が若いこともあり、中途に比べればよっぽど素直で信じやすく、柔軟性があり扱いやすい存在です。
いわば真っ白な布みたいなもので、どんな色にも染めやすいのです。
3年は仕事を続けるべきだと思っている
入社3年以内に仕事を辞める新卒は3割と言われていますが、それでもまだ3年は仕事を辞めてはいけないと考える新卒は多くいます。
そういった新卒は、無理な要求にも耐えてしまい、せめて状況が悪くならないよう、上司の機嫌をうかがってしまう傾向があります。
あなたもブラック企業に洗脳されているかもしれない
このように、新卒は企業にとって洗脳しやすい存在です。
企業が新卒を大量に採用したがるのは、批判を恐れずいうなら企業にとって洗脳しやすい人材を大量に採用したい理由もあるからです。
会社のローカルルールを当たり前と思ってやっていることも、洗脳されているがゆえです。
なかにはすべての新卒を洗脳しやすいフラットな状態にし、洗脳するために、外部との連絡を遮断した隔離研修施設に缶詰にして、異常なほど高圧的な研修をおこなうブラック企業もあります。
新卒入社した会社がブラック企業なら要注意
教育はいわば洗脳です。
一社目の会社で必ず影響を受け洗脳されますし、洗脳されてるからこそ仕事ができるようになるとも言えます。
問題なのは洗脳してくる企業の方向性です。
優良企業であればまったく問題ないですし、むしろ自分の能力を伸ばしてくれるプラスな洗脳になります。
しかし、ブラック企業によっては文句を言わないよう何でも会社のいう通りにやるように洗脳され、ボロボロになるまで働らかされてしまうかもしれません。
もし、新卒入社した会社がブラック企業なら、自分が会社にたいして「おかしい」と感じているうちに、仕事を辞めて転職することをオススメします。