新卒の転職である第二新卒時と、新卒入社時は面接回数や面接で見られるところなど違う点がいくつかあります。
今回は新卒で仕事を辞めて転職に成功するために、おさえておくべきポイントや面接対策について紹介します。
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第二新卒の転職では新卒面接との違いに注意
第二新卒の新卒との大きな違いは「転職」であるということです。
つまり、あなたは一度就職しているものの、何かしらの理由で会社を辞めているわけですね。
面接時、企業はこの点にもっと注目して、質問を投げかけてきます。
そのため、第二新卒の面接では下記のポイントに特に気をつける必要があります。
第二新卒の面接で最も気をつけるべきポイント
- 仕事を辞めた理由
- 志望動機
- 転職後何をしたいのか
具体的な対策については後で説明していきます。
第二新卒の転職では面接回数や面接官が求めるものも違う
ほかにも新卒入社時との違いはあります。
例えば面接回数、新卒入社時の面接は2~4回程度が普通です。
しかし、第二新卒を含めた転職での面接は1~2回ほど。
面接回数が少ない分、1回の面接の精度をあげて、十分に自分をアピールする必要があります。
また、面接官が求めるものも異なります。
新卒面接では、少し疑問が残る人でも可もなく不可もなく程度の人であれば、今後の可能性に期待して採用される可能性があります。
しかし、第二新卒の面接では「一緒に仕事をしたいと思えるかどうか」を見られ、中途ではさらにスキルや経験が求められます。
第二新卒の転職で有利になる面接対策
第二新卒の面接で最も気をつけるべきポイントから、第二新卒の転職における面接対策を考えていきます。
仕事を辞めた理由
新卒で仕事を辞めるくらいですから、仕事を辞めた理由は僕のようにネガティブな理由の人も多いと思います。
でも、会社に不満があったからといって、そのままストレートに仕事を辞めた理由を伝えることはオススメできません。
また、模範解答である「キャリアップ」などあたりさわりない言葉を使うのも、中身がない人間だと思われる可能性があります。
仕事を辞めた理由は、あなたのキャリアビジョンが見えるような、ポジティブな自分の言葉で用意しましょう。
例えば、「新卒入社時からやりたかったことが、自分のポジションではできなくなってしまった」、「新卒入社時よりやりたいことが変わるきっかけがあり、それは前職ではできないが、御社ではそれが叶う」ことなどを詳しく伝えるといいでしょう。
志望動機
志望動機は自然と仕事を辞めた理由からつながるような回答にしましょう。
転職希望の会社でしかかなわないことを明確に伝えられるといいですね。
ここは入念に、転職希望の会社をリサーチし、用意しておきたいところです。
転職後何をしたいのか
第二新卒や中途での転職入社の場合、新卒と違って所属部署が入社の時点で確定します。
そのため、あなたが転職後に何をしたいのかを具体的に伝えることで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
また、会社側はあなたと一緒に働くことをイメージしやすいので、採用される可能性が高まります。
第二新卒の転職では、無理に転職先に合わせた回答を用意する必要はない
新卒の就職活動では、やりたいことが自分自身ハッキリとしていないことが多く、とりあえず評判の良い会社を選ぶことが多いと思います。
しかし、新卒入社後、ある程度仕事を経験したことで、もうやりたい仕事がわかってきた人も多いのではないでしょうか?
第二新卒の転職活動は「あなたのやりたい仕事ができるかどうか?」を基準にした会社選びをオススメします。
なぜなら、スキルが身についてなくても会社に求められる第二新卒は、もっともキャリアチェンジのチャンスだと言えるからです。
新卒で仕事を辞めた後の転職だからといって、気負うことはありません。
転職先の会社に、無理に合わせた回答を用意する必要もありません。
あなたの本当にやりたいことができる会社、あなたの素直な気持ちベースで回答できる会社を選びましょう。
そのためには会社選びがとても大切です。
しっかりと調査して、会社を選ぶようにしてください。
転職先企業のホームページのほか、信頼できる口コミサイトや、すでに働いている先輩から聞いたりするのがいいですね。
自分でする調査だけだと限界があると思いますので、転職エージェントなども賢く利用してみてください。
あなたのキャリアビジョンに合う会社が、きっと見つかると思いますよ。