僕は新卒入社した会社を辞めるまで、毎日胃が痛い思いをしていました。
通勤電車では吐き気に襲われ、会社に通うことすら辛くて仕方ないほどになりました。
それが、会社を辞めて、自分が働きやすいと感じることのできる会社に転職してから、毎日胃が痛かったのがウソのように改善したのです。
胃が痛いのはストレスによる神経性胃腸炎だった
僕が前職を辞める前、食欲が落ち、毎朝胃が痛いのが続いたので病院に行きました。
特に胃に異常は見られず、診断結果は神経性胃腸炎。
神経性胃腸炎はストレスや過労によって自律神経のバランスが乱れて、ぜん動運動がちゃんと働かなくなったり、胃酸が過剰にでるようになる病気です。
そのため、食欲の低下や吐き気、胃が痛いという症状がでるんだそうです。
原因は、仕事などのストレスによるものではないかとのことでした。
確かに、その頃僕は仕事で様々なストレスを抱えていました。
- 残業続きで基本深夜帰り
- 唯一早めに帰れる週2回の日でさえ強制飲み会
- 休日は週1日とれれば良いほう
- 上司や先輩、社長からのパワハラ
- 休日でさえ連絡を強要される
- 終わらないノルマ
- 残業代ゼロで決して高くない給料
- 熱がでても一旦出社
とりあえず、薬をもらって誤魔化していましたが、根本的な解決にはならず、「ストレスが原因だからストレスを解消を心がけてください」と言われ、「そんなのわかってるけど辞められないんだよ!」と言ってやりたいくらいでした。
(この時はまだ仕事を辞める決心がついていませんでした。)
胃の痛みを治すにはストレスの原因を解消するしかない
結局僕の場合、仕事を辞めたらあっさりと神経性胃腸炎は治りました。
転職初日から1週間程度はさすがに胃がキリキリしましたが、通い慣れる頃にはまったく胃が痛いなんてことはなくなってました。
病は気からというのを身をもって実感しましたよ。
もし、あなたも仕事を辞めたいほどストレスをかかえていて、胃が痛い症状がずっと続いているなら、それは神経性胃腸炎かもしれません。
そうだとしたら、ストレスの原因である仕事をなんとかしないと、胃が痛いのは治らない可能性が高いですよ。
耐え続けて病気が悪化しても、ストレス性の病気は原因の立証が難しいので、労災認定されることもほとんどないですからトクはないです。
新卒は、それこそ胃に穴があく前に、ストレスの原因をなんとかする方法を考えた方が良いと思いますよ。