人生の一転機のひとつ、結婚。
とうとう気持ちを固めて、新しい一歩を踏み出すんですね・・・おめでとうございます!
え?そうそう喜んでばかりもいられない?
なるほど・・・転職を考えていらっしゃるんですね。
今日は僕と一緒に、結婚を機に仕事を辞めたい、転職したい男がどうするべきかを考えてみましょうか。
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どうして転職をしたいのかを整理しよう
最初に、結婚を機に転職したい理由を整理してみましょう。
そうすれば、彼女に話を切り出す時や実際に転職活動をどう行えばいいかなどが明確になってきます。
すべてはお金のため
→ とにかく、今の給料のままでは結婚してもカツカツの生活になるのは目に見えている。
彼女が専業主婦になってもいいように、給料アップを目指して転職したい!
奥さんや家族との時間をつくるため
→ 今の会社では毎日遅くまで残業だし、休日出勤したって代休もろくにもらえない。
結婚したら、奥さんや子供の顔を毎日ちゃんと見て暮らしたい。
休みの日には公園で子供と遊ぶパパになるのが夢なんだ!
子供の将来のため
→ 子供1人を大学まで行かせるには莫大なお金が必要らしい・・・。
自分みたいに奨学金を背負わせるのは可哀想だもんな。
少しでも給料がアップしたら、生まれる前からコツコツ貯めておこう。
老後のため(長く働くため)
→ 日本の年金制度は本当に大丈夫なのか?
男としては、年を取っても元気なうちは働いて、自分の生活費は自分で稼ぎたい。
長く働ける会社に転職だ!
他にも、新居に移るにあたって職場を変えるというのもありますが、これはあまり前向きな理由ではないのでここでは除きましょう。
いくら気に入った土地や家だったとしても、男性側の転職を伴うほどの場所に新居を構えるのは通常では考えられませんので、仕事を辞めたい“言い訳”のように聞こえます。
転職にあたって、自分にとって一番大切なものは何か、優先順位をきちんとつけて考えてみましょう。
彼女にどう話す?反対された時の対応は?
さて、近い将来の奥さん、または既に奥さんになっている女性に対して、あなたが仕事を辞めたい、転職したいという気持ちをどのように切り出しますか?
いくら一番近くにいる女性といっても、以心伝心なんてあり得ませんからね・・・これはきちんと話をしないとダメです。
ただでさえ女性は男性と違って新生活の準備でバタバタと大変か、結婚後であれば新生活が始まって気持ちが不安定な時ですから、話を切り出すタイミングも重要になってきます
真面目な話は苦手だし、あんなにドキドキするのはプロポーズの時だけでもうこりごりだ・・・と思っていても、転職について「そういえばさ~、俺、転職しようと思ってるんだよね~」なんて笑いながら告白するようなことは絶対にNGですよ!
2人だけで落ち着いている時に、穏やかに話せるといいですね。
彼女の反応が気になるとはいえ、あまりに弱気な口調も、強気な口調も良くありません。
ここはひとつ、ドラマや映画の主人公になったつもりで、イメージトレーニングをしてみましょう。
イメージトレーニングは転職活動での面接の際にも役立ちますよ。
それから大切なことですが、話をするにあたっては、お金のやりくりについてノープランではダメです。
結婚後、家計を奥さんに任せる予定の人、または任せている人でも、自分が転職活動をする間のお金については、ちゃんと考えた上で明確なプランを話せるようにしておきましょう。
準備万端で、転職したあなたの気持ちを話してみたものの、彼女に反対された場合にはどうすればいいのでしょうか?
その場合は、どうして反対するのか、理由を落ち着いて聞き出して、納得の行くまで話し合うことが大切です。
間違ってもケンカなんてしてはいけません。
僕からのお願いです、これは肝に銘じておいてください。
奥さん(彼女)が味方になってくれないと転職するのはキツいです。
ただでさえ転職活動は神経をすり減らすものなので、心の癒しどころである女性がそっぽを向いていては成功するどころではありません。
何が何でも、奥さんの理解と協力を得るようにしてくださいね。
面接時のことまでしっかり対策を立てよう!
では、転職活動が波に乗り、実際に面接まで漕ぎ着けた時のヒントをいくつか見てみましょう。
面接官には、結婚を機に転職することを隠さずにはっきり伝えることがベストです。
なぜなら、あなたの転職が前向きな姿勢であることをアピールすることで、これから新しい職場で真面目に働くという印象を面接官に与えられるからです。
また、いくら時間的余裕を持つために転職するといっても、残業をまったく受け入れないというのは良くありません。
ある線までは受け入れることや、残業しなくても時間内にきちんと仕事を終わらせる工夫ができることなどをアピールしましょう。
そして共働きの場合は、奥さんが倒れたりしたらどうするのか質問されることがあるので、きちんと答えを用意しておく必要があります。
間違っても「自分が会社を休んで世話をします!」なんて答えてはいけません・・・。
なお、これも当たり前ですが、前の職場の悪い点を並べ立てないようにしてください。
前職の悪口を言う人に対して面接官は「何かあったら会社のせいにするのでは?」「すぐまた辞めるのでは?」とマイナスの印象を抱くからです。
まとめ
結婚を機に仕事を辞めて転職しようと考えている男性の皆さん、お役に立ちましたか?
結婚の前後には生活の変化が避けられないので、少しでもそのストレスを減らせるよう、綿密な計画のもとで転職するようにしましょう。