仕事に集中できない・・・
失敗を繰り返してしまう・・・
人とコミュニケーションをとるのが苦手・・・
すぐに仕事を辞めたいと思ってしまう・・・
もし、あなたが「自分は仕事ができない」と悩んでいるのなら、それはADHDのせいかもしれません。
ADHDとは大人の発達障害といわれるもので、実は10人に1人はいるとも言われている心の病気です。
自分がADHDと気づかないまま放っておくと、適正に合わない仕事を続けてしまってストレスから体の不調をまねいたり、すぐに仕事を辞めたいと思ってしまって仕事選びの失敗を繰り返す原因となってしまいます。
もし、「ADHDかも?」と思ったら、きちんと対処し、適正に合う仕事選びをすることが大切です。
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新卒時の仕事におけるADHDの特徴
ADHDとは正式には、注意欠如多動性障害(ちゅういけっじょたどうせいしょうがい)という名前があります。
その名の通り、注意力がかけ、落ち着きがないことなどが大きな特徴です。
もし、ADHDでなくても、仕事が自分に合ってないことや嫌な上司からのストレス、長時間労働などのブラック企業体制などから、注意力が欠けたり、仕事に集中できないということもあるでしょう。
しかし、今までどこで働いても仕事に集中できない、失敗を繰り返してしまうようならADHDの疑いがあります。
その他にも、ADHDには下記のような特徴があげられます。
- 集中力がない
- デスクの片付けができない
- 優先順位付けができない
- 複数の仕事を同時にこなすことが苦手
- 忘れ物をすることが多い
- ミスを繰り返してしまう
- 時間を守れない
- 一つのことをおこなっている時に別のことを聞かれると、今までしてたことを忘れてしまう
ADHDの方は以上のような特徴があるために、チームワークでおこなう仕事や臨機応変な対応が求められる仕事、同時進行でこなしていかなければいけないような仕事は向いていないと言われています。
具体的には、窓口業務、事務、経理、接客業、営業、コールセンターなどです。
そのため、もしADHDの方が自分がADHDとは気づかず、接客の仕事などを続けているとツライことが多いかもしれません。
「自分が仕事ができないんだ」と思い込んでしまい、度々仕事を辞めたいと思うこともあるでしょう。
ADHDの疑いがあるなら、まずは病院へ相談してみよう
ADHDには、ちょっとしたストレスからも当てはまりやすい特徴があります。
だからといって放っておくと、仕事のストレスにより他の精神的な病気を併発したり、体調をくずすこともあります。
そのため、安易に本やネットの診断などで自己判断はせず、一度病院へ相談へいくことをオススメします。
病院で診断を受け、しっかりと対策をとれば今後もっとストレスなく生きる方法が見つかるはずです。
周りに相談できる人をつくろう
ADHDの程度によりますが、ADHDと診断されたら職場に相談できる人がいると負担が減ると思います。
できれば、信頼できる上司に相談するのが良いでしょう。
きちんとした上司であれば、ADHDを理解して個人でもできる仕事を回してくれるなど配慮してくれるはずです。
同僚でもいいと思います。
職場が無理なら、家族や友人でも良いです。
相談できる相手がいるだけで、心の負担は少なからず減ります。
仕事を辞めたいと思ったら転職してもいい。転職先は適正に合うものを選ぼう
といっても、なかなかADHDのことは相談しにくいかもしれません。
僕は、今の仕事や職場が自分に合っていないと感じるなら、仕事を辞めてもいいと思います。
前述した通り、無理して続けてもADHDの方の適正に合っていない仕事は合っていないので、努力を続けてもかなり大変な道のりを歩むことになるだけです。
それよりも自分に合った仕事を見つけ、転職して伸ばしていく方が効率的ですし、結果も残しやすく、幸せになれるのではないでしょうか。
ADHDの方は、チームで仕事をするよりも個人で仕事をするものの方が向いていると言われています。
個人でおこなう仕事は、例えばデザイナーやプログラマー、イラストレーター、音楽家、漫画家などのクリエイティブな仕事があります。
フリーランスとして自宅でライター業などをしている人もいます。
クリエイティブ系の仕事は未経験OKの求人をねらおう
クリエイティブな仕事は、未経験では転職しにくいという現状があります。
しかし、第二新卒であれば未経験分野へもキャリアチェンジしやすく、それをサポートしてくれる転職エージェントも存在します。
第二新卒に強くクリエイティブ系の求人もあつかう転職エージェントは、首都圏ならウズキャリ第二新卒
、関西やその他の地域ならWORKPORTなどがあります。
転職エージェントでは、未経験OKの求人の紹介はもちろん、職務経歴書の添削や面接でのアドバイスなど、転職に関するあらゆる相談にのってもらえます。
転職に迷っている、向いている仕事が何かわからないという方のために、気軽に相談できる20代の転職相談所
といった無料サービスもあります。
もし、自分がADHDであっても「仕事ができない」と悩む必要はありません。
ただ、今は自分に合っていない仕事をしているだけです。
ADHDの方は、複数のことを同時におこなうことは苦手ですが、逆に言えば一つのことに集中すれば素晴らしい成果をあげやすいとも言えます。
実際、ADHDであっても素晴らしい成果を残している偉人や有名人はいます。
仕事を辞めたいと思うなら、辞めて自分に合う仕事を見つければいいんです。
ぜひ、自分の力が最大限活かせる転職先を見つけて、新しい一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。