新卒になると飲み会などの付き合いで出費が増えます。
僕の場合、会社の強制飲み会イベントのせいで、毎月3万近く出費が増えました。
さらに仕事のストレスから、普通に飲みしまうこともあるし、友人のなかには合コンの誘いが増えたという人もいます。
でも、新卒の手取りが高いわけもなく、飲みにいくお金に困ることも。
借りるあてもないしな・・・。
そんなときに思い浮かぶのがクレジットキャッシングです。
しかし、クレジットキャッシング経験者の僕からすると新卒でクレジットキャッシングを使うのはオススメできません。
タップできる見出し
新卒の僕がやってしまったクレジットキャッシングの体験談
僕は過去にクレジットキャッシングで複数社からキャッシングしたことがあります。
その時は毎月の返済が苦しくなってしまったので、少額から返せるリボ払いにしてしまいました。
しかし、リボ払いで支払えるのは増えた利子分だけ。
元本はまったく減らず、結局まとまったお金を親から借りて返済しました。
怖いのは複数からクレジットキャッシングすると、今借りているキャッシング額が合計でいくらになるのかわかりにくくなることです。
返済額をきちんと把握していないと、また気軽な気持ちでクレジットキャッシングを繰り返し、いつのまにか返済額が大きくなっていたりします。
新卒のクレジットキャッシングがオススメできない理由
お金を借りている感覚がうすい
クレジットキャッシングはかなり手軽にお金を借りることができる方法です。
最近は無人契約機なんかもありますし、カードを契約して、ATMにいれるだけで、自分の貯金のように簡単におろすことができます。
お金が必要な時、いつでもキャッシングできるので、とても便利なサービスです。
しかし、その反面、お金を借りているという感覚がとてもうすいのです。
そのため、一度クレジットキャッシングすると、どんどん借りてしまう可能性があります。
毎月の返済になれていない
就職のタイミングでクレジットなどのカードを作る新卒は多いようです。
大学で奨学金を借りていた人も、返済が始まるのはまだ先なので、毎月お金を返済していく、ということに慣れていません。
そのため、返済日までお金をとっておくのを忘れてしまったり、返済計画をちゃんと考えないまま、クレジットキャッシングをしてしまう人が多いです。
また、就職のタイミングで1人暮らしを始める新卒も少なくないので、「返すお金までない!」という状況になることもあります。
ボーナスが予想より低い場合もある
ボーナスで返済すればいいやと軽く考えていたら、ボーナスが求人に書かれていた額より全然少なかったなんてこともよくある話です。
結局返済期間が長くなり、利息が余計にとられるということになります。
転職がしにくくなる
もし、仕事を辞めたいと思っても、借金があっては転職しにくくなってしまうでしょう。
転職となれば、わずかでも収入が途絶える期間がありますし、その間もクレジットキャッシングの返済は待ってくれません。
また、必然的に給料は高めのところじゃないと厳しいと思ってしまうので、転職先の選択肢を狭めてしまうかもしれません。
クレジットキャッシングの利用は計画的に
クレジットキャッシングは手軽に使える分、使い方には注意が必要です。
どうしてもクレジットキャッシングしなくてはいけないことになったら、無利息期間のうちに返済しましょう。
また、クレジットキャッシングするのは1社のみからにした方が良いです。
1回で返済するのが一番リスクが低いのですが、何回かにわけて返済しなければいけないときは、毎月の返済が厳しくてもリボ払いは避けましょう。
キャッシングした額が大きければ、利息も高くなって全然元本が減りません。
新卒がクレジットキャッシングするときは、借金地獄と隣合わせにあることを覚えておきましょう。