会社での仕事は基本的にチームワークです。
職場に嫌な人がいたとしても、一緒に仕事をしなければいけない場面はでてきます。
アルバイトではシフトの調整で避けることができましたが、社会人ではそうはいきません。
今回は職場の人間関係で悩む新卒向けに、スムーズに仕事をする上でおさえておきたいコミュニケーション術についてまとめました。
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人は信頼できる人と仕事をしたい
年代や性別もバラバラで多くの人間がいる職場。
会社ではその職場でうまく立ち回り、仕事をすすめていかなければいけません。
職場でスムーズに仕事をすすめていくには、信頼できる人になることが大事です。
そりゃ仕事はできた方がいいですが、それよりも信頼できる人でなければ仕事をお願いしても期日を守ってくれるかわからないし、一緒に仕事をしたいと思えないですよね。
これは年代や性別かかわらず、誰もが信頼できる人と仕事をしたいと思っているはずです。
コミュニケーション術でうわべだけを取り繕っても、ボロがでてしまう可能性がありますし、一緒に仕事をしたいと思える人になれれば、自然と職場での仕事もスムーズに進むようになるでしょう。
まずは、信頼される人になるための努力を。
一般に信頼されるのは下記のような人です。
参考にしてみてくださいね。
- 正直で誠実な人
- オープンに話せる人
- 謙虚さを持っている人
- 感謝できる人
- 努力ができる人
- 笑顔の多い人
- ユーモアのある人
- 人によって態度を変えない人
職場でスムーズに仕事を進めるためのコミュニケーション術
では、信頼できる人を目指しつつ、職場では下記のコミュニケーション術もおさえていきましょう。
挨拶は先に
「おはようございます」「お疲れ様です」など、新卒研修であいさつについて結構うるさく言われたのではないでしょうか。
挨拶は職場において、とても有効なコミュニケーション術です。
入社したての新卒でもこれならできますし、ハキハキと挨拶できればかなり好印象を与えることができます。
相手側も話しかけやすくなり、より仕事を振ってもらっるようになりますよ。
第一印象は挨拶で決まると言っても過言ではありません。
先輩よりも上司よりも、誰よりも先に挨拶で先手をうって、印象をあげましょう。
挨拶は新卒に平等に与えられた一番の武器ですよ。
話すよりも聞くことを多く
実はコミュニケーションの上手な人ほど聞き上手です。
話すよりも聞き役に徹することで、相手が何を求めているのかを正確にキャッチすることができます。
それに相手が真剣に自分の話を聞いてくれると思えば、「この人は自分のことをわかってくれている」と勝手に勘違いして信頼感がアップします。
意識しないとつい話す側に回ってしまうので、聞く方が多くなるように意識してみてください。
相手のペースにあわせて話す
話すスピードで与える印象は結構変わるものです。
ハキハキ話す人の中によっては、ゆっくり話されるとイライラする人も。
逆にゆっくり話す人に早口で話してしまうと、焦らせているようにとられることがあります。
話すスピードは相手に合わせるようにしましょう。
そうすると親近感ももってもらえますし、相手が心地よく話ができると思いますよ。
「すみません」より「ありがとう」
仕事を覚え始めの新卒は、つい「すみません」と言ってしまう機会が多いですよね。
しかし、何かをやってもらったら「すみません」よりも「ありがとうございます。」と伝えるようにすると良いですよ。
例えば先輩にフォローしてもらった時、謝るよりも感謝を伝えたほうが、相手も気持ちが良いもんです。
職場で新卒がミスをしてしまうことは仕方がないことです。
なるべく「ありがとう」を使って、自然と大変な時に助けてもらえる人を目指しましょう。
謝る時、言い訳をしない
謝る時は潔く、まず謝る。
特に相手が怒っている時に重要なことです。
まず謝らないことには相手が訳を聞いてやろうという気持ちになりません。
言い訳や説明は、相手が落ち着いてから。
これは職場で仕事をスムーズに進めるうえでも鉄則です。
直接伝えることとメールで伝えることは使い分ける
契約がとれた、売上を達成したなどの良い知らせはメールよりも直接伝えるほうが、喜びを共有でき、信頼感を深めることにつながります。
逆に正確に情報を伝えたいもの、特に数に関わるものは、メールで残すようにしましょう。
口頭で伝えると覚え間違いなどで間違った情報が伝わってしまう可能性があります。
【番外編】職場のめんどくさい人への対応術は?
職場に1人はいる、めんどくさいと感じる人。
例えば機嫌の上下が激しかったり、ヒステリックになったり、不幸自慢や文句ばかりの人です。
正直めんどくさい人にはなるべく関わらないのが一番です。
こういった人は、大変な人生を歩んでいることが多く、話しを聞いてもらいたいので、職場での立場の弱い新卒や女性に絡んできます。
下手にかまってしまうと、話を聞いてくれる人だと思って仕事中でもガンガン話しかけてくるので、機嫌をとったり、話しを聞いてあげなければいけないことになりかねません。
ハッキリ迷惑だと伝えても、そういう人は変わらないですし、最悪嫌がらせに発展する可能性もあります。
どうしても一緒に仕事をしなければいけない時以外は、なるべく関わらないのが得策です。