面接まではホワイト企業だったのに、いざ入社してみたらブラック企業だった・・・。
そんな詐欺みたいなことが、実際にあるんです。
今回は、面接まではホワイト企業だった会社でも注意するべきポイントをまとめました。
入社したら危険かもしれない。仮面ホワイト企業の見分け方
- 面接から合格までが早すぎる(その日中など)
- 内定許諾の返事を急かされる
1つ目に関しては、よっぽど有能な人材ならあり得る話ですが、新卒社員への対応としては早すぎます。
いくら面接官の態度がよく、残業もないなど面接時はホワイト企業っぽい感じだったとしても、上記のような場合は要注意です。
きちんとした会社であれば、より会社に適した人やより有能な人を雇いたいと考えます。
ですので、選考にはそれなりの時間をかけるのが普通です。
しかし、ブラック企業の場合は常に人の入れ替わりが激しいのが特徴です。
その結果、とにかく誰か早く入って欲しいという思いから、選考が異常に早いことがあるのです。
- すれ違ったりした社内の社員の表情がみんな暗い
- 社員の態度が悪い
ブラック企業であれば、社員の人は疲れきっていたり、不満をかかえていることでしょう。
面接官がホワイト企業の社員になりきれていたとしても、他の社員までは誤魔化せません。
すれ違ったりした社員の覇気がなければ、入社して実はブラック企業だったとなる可能性が高いと思います。
逆に社員や社内の雰囲気が全体に明るければ、本当にホワイト企業の可能性もあります。
- 精神論を問う貼り紙がある
これはわかりやすい例ですが、「気合」や「覚悟」など、精神論を貼り紙に書いて掲げているような会社は、面接までホワイト企業ぽかったとしても、実はブラック企業の可能性が高いです。
無茶なことでも、精神論でどうにかしろという社風かもしれません。
会社見学をして本当にホワイト企業かを見極めよう
面接ではホワイト企業だと思ったから入社したのに・・・
できればそんな後悔は避けたいですよね。
その対策としては、実際の社員や社内の雰囲気をみるのが一番見極めるのに簡単な方法です。
入社前にはできるだけ、会社見学をさせてもらえるようにお願いしましょう。
会社見学の時には、受付やトイレなどの施設も忘れずにチェックしてください。
汚かったり、壊れたままになっていたりしたら気にする余裕がないほど激務なのか、経営がうまくいっておらず予算がないのかもしれません。
面接官の言ったことをうのみにせず、「もしかしたらブラック企業かもしれない」という視点で見ることも大切だと思います。