零細企業では、僕の前の会社がそうだったように残業代0円というのはよくある話です。
なかには、給料さえ払わないという企業もあるそうです。
新卒入社した会社がそんな会社なら、それが普通なのかと思って、我慢する道を選んでしまいそうですよね。
正直、自分が前の会社に残って今もずっと働き続けていたらと思うと・・・恐ろしいです。
そもそも零細企業(れいさいきぎょう)とは?
ちなみに零細企業とは、どんな会社のことをいうのでしょうか。
わずかな資本・設備で経営する、ごく規模の小さい企業。
つまるところ、中小企業よりもさらに小さい会社のことをいうようです。
従業員は片手で数えるほど、というのもザラなようです。
人数が少ないので社長との距離も近いため、社長とランチや飲みなど付き合いが多くなるのもよく耳にします。
別にこれ自体が悪いことではありませんが、零細企業はブラック企業の確率が高いのも事実です。
給料未払いをする会社は1日でも早く辞めたほうがいい
なんのために働いているか?と聞かれたら生活のため、と答える人もいるでしょう。
そういう人は、給料がもらえなかったら働く意味をまったく見いだせないですよね。
そもそもお金がもらえなければ生きていけません。
ですが現実では、給与をまともに支払っていない零細企業も実際にあるようです。
もしかしたら、支払えないが正解かもしれません。
ヒドいケースでは、そのまま社長が逃亡なんてこともあります。
未払い分を回収しようとしても、会社にお金がなくて払えないということがほとんどですからね。
回収するのはほとんど不可能に近いでしょう。
給料未払いをするような会社では、働けば働くほどに損をしてしまいます。
1日も早く仕事を辞めて、雇用保険の給付をもらう、少額訴訟で裁判をおこすのが得策だと思います。
それでも、会社から未払金を支払ってもらえるかはわかりませんけどね。
残業代0円だと思ったら同僚には支払われていた!?
零細企業の中には、そもそも残業代0円の会社以外に、人によって残業代を払ったり払わなかったりする会社もあるそうです。
僕の勤めていた会社では、全員が残業代0円で、ほとんどの社員が同じ不満を抱えていました。
ですが友人のSさんは、自分だけ残業代がもらえてなかったことが辞める前に発覚したそうです。
Sさんは、同僚のUさんの紹介でその会社に就職しました。
ですが労働時間も長く、福利厚生もなく、法律ギリギリのことをしている会社に、大きな不安を感じて、退職の件をUさんに相談したそうです。
その時、なんとUさんには残業代が支払われていることがわかったそうです。
実はUさんも、Sさんに残業代が支払われていなかったことは知らなかったそうです。
そもそもUさんもSさんと同じ不安を感じていたようです。
残業代の件で、より一層会社のことが信用できなくなった二人は、その日を最後に仕事を一緒に辞めたそうですよ。
まとめ
給与未払いや残業代0円の零細企業は、かなりの確率で他にも何か問題を抱えています。
ハッキリ言って、勤め続けても損をすることの方が多いかと思いますよ。
そんな会社に入社してしまったら、早めに転職することをオススメします。
働けば働くほどに損をするのは、目に見えてます。