「ボーナスがあると聞いていたから安月給でも働いてきたのに、いざボーナスの時期になったらボーナスなし・・・」
こんな状況で、ボーナスなしだったらあんまりだと思いますよね。
「ボーナスあり」と求人に書いてあったならなおさらです。
でもボーナスがあれば必ず良い会社かというと、そういうわけでもないようです。
ボーナスなしは違法?
そもそもボーナスなしなんて違法じゃないの?
そう思いたくもなりますが、残念ながらボーナスなしは違法ではありません。
支給するかどうかはあくまで会社の判断で決めることができます。
なので、例え求人上に「ボーナスあり」と記載されていても、業績を理由に支払われなかったり、額が少なくなることはあります。
ただし、ボーナスが自社商品など現物支給となる場合は違法です。
支給される賃金は現金でなくてはいけません。
ボーナスなし→ありで得られるメリット
僕の新卒入社した会社もボーナスはなしでした。
僕の場合、ボーナスなしが仕事を辞めたいメインの理由ではありませんでしたが、ボーナスありの会社に転職すると下記のようなメリットがあります。
モチベーションがあがる
お金は一番わかりやすいご褒美です。
ボーナスの額は業績に左右されるので、自然と仕事に対するモチベーションがあがります。
頑張って成果をだせばボーナス額が前年よりアップすることもありますしね。
夏、冬が来るのが楽しみになるので、仕事は幾分か続けやすくなると思います。
貯金がしやすい
会社によりますが、ボーナスによって毎月の給料にプラスして給料0.5~3ヶ月分くらいの収入があります。
まとまったお金が入るので、ボーナス分は全て貯金に回すとかがしやすいです。
毎月貯金するのが苦手な人には、とても貯金しやすくなると思います。
ボーナスあり、なしよりも全体の年収がいくらかが大事
正直、ボーナスがあるメリットはそこまで大きくありません。
自分に合う仕事や会社ならモチベーション関係なく働けますしね。
最近はボーナスはなしとする会社も多く、その分毎月の給料に還元する会社も多いです。
なので、大事なのはボーナスありなしよりも全体の年収がいくらかになるかです。
ボーナスなしでも毎月の給料が高ければ、そっちのほうが安定するしいいのかなとも思います。
気をつけたいのは、「ボーナスあり」と記載して安い給料でこき使うブラック企業です。
こういったブラック企業は、ノルマや実績が足りてないなど何かと理由つけてボーナスを支給しなかったり、支給されても申し訳程度の額しかもらえません。
もしあなたが、こういう会社に勤めているならさっさと辞めて転職することをオススメします。
ボーナスなしだけでは退職理由として弱いと思いますが、こういった理由なら誰もあなたを責めないですよ。
もし、「ボーナスあり」の会社に転職する時には、くれぐれも上記のようなブラック企業を選んでしまわないように気をつけてください。
とはいえ、ブラック企業かどうかを自分で見極めることはなかなか難しいと思います。
面接で聞こうにも自分からは聞きづらい問題なので、転職エージェントのチカラを借りて代わりに調べてもらうのが良いですよ。