第二新卒が企業から採用される為に、会社選び、書類選考、面接の3つのパートにわけ、攻略方法をまとめました。
仕事を辞めたい新卒は、最低限この3つにポイントはおさえて、第二新卒の転職にいどんでください。
第二新卒が企業から採用されるための方法
1. 会社選び:第二新卒歓迎の求人をねらう
まずは会社選びです。
効率的に転職活動を進め、高い確率で第二新卒が企業から採用される為には、会社選びから注意しなければなりません。
より第二新卒が採用されやすい求人を選ぶなら、「第二新卒OK」と書かれている求人を選びましょう。
また、転職エージェントや合同会社説明会などを通して、第二新卒者に理解がある会社を探すのもいいと思います。
転職エージェントを通した非公開求人も、ライバルが少ないため第二新卒でも採用されやすい求人と言えるでしょう。
第二新卒の転職で、キャリアチェンジしたい人は「未経験OK」と書いてある求人をねらってください。
これが第二新卒が企業から採用される為の第1の方法となります。
2. 書類選考:職務経歴書は数字を入れ具体的に
多くの新卒は面接対策に力をそそぎがちですが、書類選考で通らなければ面接にもすすめません。
第二新卒の転職にとって、職務経歴書の出来は書類選考に大きな影響をあたえます。
よって、職務経歴書の質をどれだけ高められるかで、書類選考が通るかを左右すると言っても過言ではないのです。
企業は職務経歴書で何を見ているのか?
企業は職務経歴書からあなたが得た経験や目標に向かってどのように努力してきたかということを見て、あなたの転職後の可能性を見極めています。
そして、その可能性の方向が会社の方針に合っているかを見極めているのです。
そのため、職務経歴書にはあなたの可能性をイメージしてもらうために、数字を盛り込んだ具体的なアピールを書かなければいけません。
職務経歴書を書く時におさえておくべきポイントは以下の2つです。
(1)目標と達成したことを具体的な数字とともに書く
職務経歴書には前職でどんなことをしていたか、どんな目標に取り組み、どんな実績を残したかを書くと思います。
目標や達成したことは、具体的な数字とともに書くようにすると説得力がグンとアップします。
また、目標達成のために、どんな思いや方法で取り組んできたかについても書きましょう。
例えば下記のように具体的な数字目標と、実績値、取り組んだ姿勢などを書いていくと良いでしょう。
自社ソフト販売の新卒営業チームに所属。
2016年10月度チーム全体の売上目標30,000,000円にたいし3,000,000円(10%)の売上に貢献し、新卒営業チーム25名2位の実績。
名刺交換1日20件目標にたいし、30件(150%)を常に意識し行動しました。
2位という実績は、目標達成のために成功例や失敗例を営業チームで共有し、常に向上するよう攻めの姿勢での行動を心がけた結果だと考えています。
(2)職務経歴書の自己アピールは5W1Hで書く
5W1Hとはいつ(When)、どこで(Where)、だれが(Who)、なにを(What)、なぜ(Why)、どのように(How)という意味です。
職務経歴書を5W1Hで書くことで、文にストーリー性を持たせることができ、企業担当者に非常に伝わりやすい文章となります。
5W1Hを使うと、職務経歴書を書く側としても書きやすくなるのでオススメです。 特に、What、Why、Howは最低限書くようにしましょう。
- What:新卒入社した会社で何をしていたか
- Why:なぜ会社を辞め第二新卒で志望企業に応募したのか
- How:転職後、どう会社に貢献していくか
これが第二新卒が企業から採用されるための2つ目の方法です。
職務経歴書に関する、そのほかの対策についてはこちらの記事でも紹介しています。
あわせて参考にしてみてくださいね。
3. 面接:仕事を辞めた理由を明確に伝える
面接で第二新卒が企業から採用されるための最大のポイントは「仕事を辞めた理由(退職理由)」です。
第二新卒の転職であれば、短期で仕事を辞めているということ。 採用担当者が「うちもすぐに辞めてしまうのでは?」と心配になるのは当然のことですね。
そのため、第二新卒が企業から採用されるためには、この「すぐに辞めてしまうのでは?」という不安をいかに取り除けるかがポイントとなります。
具体的には、下記に気をつけて退職理由を伝えるようにすると良いでしょう。
- 中身のない模範解答や抽象的な表現は避ける
- 批判や受け身の言葉は使わない
- 表情や話し方にも注意
- 最後は前向きな話でしめる
これが第二新卒が企業から採用されるための3つ目の方法です。
退職理由の詳しい伝え方については、こちらの記事でもまとめています。