ブラック企業を辞めたいと思うのは、なにも新卒だけではありません。
第二新卒でも、中途でもブラック企業は辞めたいと思うのが当たり前だと思います。
しかし、ある程度の年齢や環境になると例えブラック企業でも辞めにくい状況になります。
僕はブラック企業につとめているなら、新卒のうちに転職することをオススメします。
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ブラック企業は辞めたいと思うのが当たり前
サービス残業や長時間労働、休みがない、低賃金、パワハラやモラハラ、求人条件とまったく違う待遇など、ブラック企業と感じる要素はいろいろあります。
どの理由であれ働いてて辛いと感じるから、ブラック企業と呼ばれているのだと思います。
ブラック企業で無理して働き続け、身体的・精神的な疲労から病気になったり、最悪自殺や過労死する人もいますよね。
そんなブラック企業では誰だって辞めたいと思うのが当たり前です。
しかし、実際はブラック企業だと思う会社でも、全員仕事を辞めるわけではありません。
では、なぜブラック企業だと思う会社なのに、仕事を辞めない人がいるのでしょうか?
その理由は2つあると思います。
1つはブラック企業の定義が人それぞれ違うこと。
あなたがブラック企業だと思っていても、上司はブラック企業と思っていないかもしれません。
もう1つは、仕事を辞めたいと思っても辞められない状況の人がいるということです。
辞めたいと思っても辞められない状況とは
新卒なら今の仕事を辞めるのは簡単です。
若いので転職先もすぐ見つかるし、お金がなくなってしまったとしても最悪、親に頼ることができます。
フットワークが軽く体力もある年代なので、転職活動も苦じゃないと思います。
しかし、ブラック企業につとめ続けると、簡単に転職できない状況が訪れることがあります。
勤め続けた結果転職する気力がなくなる
ブラック企業につとめ続けると、長時間労働やパワハラなどによって気力や体力がどんどんそがれていきます。
短い睡眠時間で働き続けるので、思考が働きにくくなり、次第に転職を考える気力さえなくなっていきます。
不思議と人間は、そんな環境にさえ慣れ、何も感じなくなっていくんです。
そうなってくるともう、会社の言いなり。
限界がきて病気になるまで仕事を辞められなくなります。
結婚して守るべき家族ができた
例えばあなたが男性で結婚し、家族の分まで稼がなければいけない状況になったとしたら、簡単に仕事を辞めることはできないでしょう。
家族の同意をえなければいけないし、好きな仕事に転職したいと思っても収入が下がるようであれば転職しにくくなります。
特に子どもがいる場合、収入が高いならどんなブラック企業であっても働き続けることを選択しなくてはいけないかもしれません。
気づいたら30代だった
年をとるほど、転職には経験や実績が必要とされていきます。
キャリアがあれば30代での転職も十分可能ですが、役職が何もない場合、30代での転職はなかなか厳しいものになります。
多くの企業が30代以上に求めるのは管理能力だからです。
そのため、管理職経験者のほうが転職には有利になり、管理職経験のない人は転職に不利になります。
ブラック企業に勤め続けても役職につけてない場合、例え30代で体を壊して転職したかったとしても、条件の良い会社への転職は難しいかもしれません。
ブラック企業を辞めたいなら新卒のうちに転職しよう
これらの例は極端だと思うかもしれませんが、確かにこのような理由で仕事を辞められない人はいるのです。
新卒が仕事を辞めて困ることと言えば、収入がなくなることくらいです。
新卒のうちなら仕事を辞めても転職先はたくさんあるし、守るべきものもありません。
それに若いという理由だけで優遇してもらえることは意外にも多いのです。
新卒関係なく、ブラック企業は辞めたいのが当たり前です。
しかし、辞めやすい時期は若いうちしかありません。
もし、今あなたがブラック企業につとめていて、仕事を辞めたいと思っているなら、仕事を辞めやすい新卒のうちに転職することをオススメします。